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このおはなしについて


ご訪問ありがとうございます。(^^)

 ぐりーんふぃんがーずくらぶ日誌は、父親の転職に合わせ
てとある街の新居に引っ越してきた男の子、いっきこと工藤
樹生(いつき)の高校生活三年間を、主人公本人が日誌のよ
うな形で綴って行く小説です。基本、一日で一話が完結する
オムニバス形式になっています。

 通い始めた田貫第一高校(ぽんいち)の荒れた中庭を再生
する。いっきの小さな思いつきは、やがて多くの人々を巻き
込んで、いっき本人が思いもよらなかった様々な人間模様を
生み出すことになります。

 恋人になるしゃらこと御園沙良(みその さら)、親友と
していっきと絡むかっちんこと中塚勝広(なかつか かつひ
ろ)となっつこと井本夏乃(いもと なつの)、いっきたち
を支える生物教師の中沢瑞宝(なかざわ みずほ)と婦警の
五条千咲(ごじょう ちさき)。

 そして、いっきやしゃらの園芸の先生として二人の生き方
に深く関わるようになる隣家のおばさん、会長こと波斗聡子
(はと さとこ)。

 いっきはたくさんの人々との関わりを介して、何を見て、
何を感じて、その高校生活を駆け抜けて行くのでしょうか?
そしてそれを、どう自分の未来につなげていくのでしょうか?

 長い長いおはなしになると思います。どうかお暇な時にで
も、ご一読いただければ幸いです。(^^)



                    水円 岳 拝


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認証は『46』です。
「読む」ということで。(^m^)


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てぃくる 347 想定内 [てぃくる]


「うーん……」

「どしたん? 考え込んで」

「いや、わたしって、すっごいとろいのかなあって」

「やっと気付いたの?」

「ちぇ」

「あんたのは年季が入ってるからね。今更何したって驚きゃしないわ。で、どんな大ボケかましたん?」

「いや、子供が夏休みの観察日記に使いたいっていうから、キュウリの苗買ったんだけどさ」

「夏休み終わってから買ったんちゃうの?」

「よく分かったね」

「想定内。でも、普通に育てて元取ればいいじゃん」

「そう思って育てたんだけど」

「枯れたの?」

「ううん。ヘチマだったの」

「想定内。まあ、あれも実が若いうちは食べられるからいいんちゃうの?」

「気付いたらもう大きくなってて」

「想定内。それじゃ硬くてだめだわ」

「うん。食べられないなら、へちまたわし作ったらどうかなと思って」

「作ったの?」

「ううん、水に漬けてる間にすごい臭いがして、捨てた」

「想定内。そうやって果肉を腐らせて繊維だけ残すの。せっかく果肉を外せたのに。こんじょなし」

「まあ、実は諦めた。それならへちま水採ればいいかなと思って」

「想定内。枯れた後に水採ろうとしたんでしょ」

「う。てかさ、その想定内っての止めて。すっごい腹たつ」

「想定内って言われたくなかったら、わたしが驚くようなことしなよ」

「してるよ」

「ほ? なに?」

「もういいやと思って、枯れたへちま引っこ抜いたらさ」

「うん」

「引っこ抜いたところから、悪魔が出てきた」

「想定内」

「ええーっ!?」




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こんなボケに憑依していたら、俺までボケるって言われたんでしょ?





(^^;;









 俺は世の中を鈍い目で見る
  でも世の中は俺を鋭い目で見ている







Dull Tool by Fiona Apple



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