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このおはなしについて


ご訪問ありがとうございます。(^^)

 ぐりーんふぃんがーずくらぶ日誌は、父親の転職に合わせ
てとある街の新居に引っ越してきた男の子、いっきこと工藤
樹生(いつき)の高校生活三年間を、主人公本人が日誌のよ
うな形で綴って行く小説です。基本、一日で一話が完結する
オムニバス形式になっています。

 通い始めた田貫第一高校(ぽんいち)の荒れた中庭を再生
する。いっきの小さな思いつきは、やがて多くの人々を巻き
込んで、いっき本人が思いもよらなかった様々な人間模様を
生み出すことになります。

 恋人になるしゃらこと御園沙良(みその さら)、親友と
していっきと絡むかっちんこと中塚勝広(なかつか かつひ
ろ)となっつこと井本夏乃(いもと なつの)、いっきたち
を支える生物教師の中沢瑞宝(なかざわ みずほ)と婦警の
五条千咲(ごじょう ちさき)。

 そして、いっきやしゃらの園芸の先生として二人の生き方
に深く関わるようになる隣家のおばさん、会長こと波斗聡子
(はと さとこ)。

 いっきはたくさんの人々との関わりを介して、何を見て、
何を感じて、その高校生活を駆け抜けて行くのでしょうか?
そしてそれを、どう自分の未来につなげていくのでしょうか?

 長い長いおはなしになると思います。どうかお暇な時にで
も、ご一読いただければ幸いです。(^^)



                    水円 岳 拝


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認証は『4』一文字です。
「よんでね」ということで。(^m^)


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ちょっといっぷく その147 [付記]

いつもお読みいただき、ありがとうございます。

しゃらのお兄さんの突然の帰還に驚いている暇はなく、しゃ
らの実家は住んでいた家を明け渡して借り暮らしに入りまし
た。それに伴って、いっきは『家』というものの意味を深く
考え直すことになりました。

ただ……じっくり考えている暇があればいいんですが、そん
な余裕はいっきにはないんですよねえ。(^^;;

突然の出来事のフォローアップと、しゃらの家の引っ越し話
を第48話、第49話としてお届けしましたが、いかがでし
たでしょうか?


           −=*=−


第48話。
お兄さんが持ち込んだごたごたには絶対に関わりたくない
いっきなんですが、しゃらをサポートするにはどうしても正
確な情報が要るんですよね。

お兄さんが引きずってきたろくでもない縁。
その中身を確かめるため、いっきが刑事の池端さんに情報提
供を受けたのが第48話でした。

まあ……なんとも救いのない、悲惨な話です。
でも、それはあくまでも他人事。

いっきにもしゃらにも関係のないことですから、いっきの関
心は、お兄さんがしゃらの家に災厄を持ち込まないか。
その一点に集中しています。

お兄さんが連れていたのが彼女や奥さんでない限り、それが
しゃらの家族にまで跳ねることはないだろう。
いっきは、楽観視しました。

さて……。


           −=*=−


第49話では、しゃらの家族が家を失う瞬間を克明に描写し
ました。

実家兼店舗だった最初の家からお祖母さんの家に避難し、と
うとうそこも手放すことになったしゃらの一家。
でも、今度は避難ではなく、攻めです。

新しい家には、新しい夢と希望を詰め込みたい。
関係者一同が、決意を持って古い家との別れに臨みました。
もちろん、これからしゃらたちの家が建つところで長く商売
をしていた林さんにとっても、過去との訣別になります。

家に詰まっていた思い出。
それには、いいことも後悔も入っています。
それぞれに、複雑な思いで自分の家の喪失を見つめていたこ
とでしょう。

自分の家というものを持ったことがなかった、家を意識した
ことがなかったいっきにとっては、これまでとこれからを考
える大事なターニングポイントになりましたね。

そして。
こそっとではありますが、ロマンスのタネを蒔いておきまし
た。

はい。
厳しい運命をバイタリティで乗り切ってきた恩納先輩。
彼女をこっそり想ってる人がいたんですねえ。(^m^)

ただ、過去が超重たい恩納先輩とシャイの塊の元広さんとの
接点は、まだほとんどないんです。
どう考えても、ものっそ時間がかかりますね。

本連載が終わるまでに少しは進むかなあ……わたしも自信が
ないです。


           −=*=−


さて。
このあと、第50話から52話まで続けて三話お届けします。

その三つの話はどちらかと言えば小ネタなんですが、中に重
要な仕込みが入っています。
分かりにくい仕込みではありませんので、その仕込みがどの
ように展開するのかを想像しながら読んでいただけると嬉し
いです。

ただし。
決して楽しい、わくわくする話ではありません。逆です。
もし目の前にそういう事実があったら、自分はそれに耐えら
れるだろうか。そういう……しんどい話になります。




ご意見、ご感想、お気づきの点などございましたら、気軽に
コメントしてくださいませ。

でわでわ。(^^)/



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どこか一点からわたしが始まり
どこか一点に向けてわたしが吸い込まれる

その一点がどこか
わたしは知らない




桃の輝きというオキザリスの花芯。
そこには雄しべと雌しべが出会いを待っています。

でも、彼らの恋が実ることはありません。

その運命を……彼らは知らないのです。

 


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